三重県と和歌山県の県境に行ってみた。紀伊半島の先端・潮岬から40kmほど名古屋側に北上した所で、紀伊山地を流れて太平洋・熊野灘に注ぐ熊野川の河口部である。この辺りでは熊野川が両県の県境になっている。川の北側が三重県で、南側が和歌山県だ。 新宮城址から熊野川を望む。川の左側が和歌山県新宮市、対岸は三重県鵜殿 川の南べり、つまり和歌山県側の小山の上にある新宮城址から県境を望んだ。川の南側には、この辺りの中心的な街である新宮市街が広がっている。少し奥には熊野速玉大社の杜が見える。川をずっと遡れば熊野本宮大社が鎮座している。 熊野速玉神社 熊野川は大きな川だから、河口のこの辺りの川幅は広い。とはいえ対…