96年よりバッファロー・ドーターに参加。 97年、MONEY MARKの初来日公演のサポート、99年にはズボンズの一員としても活躍した。 02年〜YUKIのツアーに参加。 巨体を揺らして放たれる豪放なビートと繊細かつ絶妙なる間合いによって生まれる無比の極太グルーヴは、処選ばず。 バンド・サウンドの大動脈として圧倒的な存在感を放っている。 2005年1月28日 ZAZEN BOYSに加入。 「柔道二段」
今年、結成28年目を迎えたBuffalo Daughter。約7年ぶり、8作目となるアルバム『We Are The Times』を9月にリリースした。シュガー吉永(写真左)のソリッドなギター、大野由美子(写真右)の分厚いシンセ・ベース、山本ムーグ(写真中央)の強烈なボーカルなどBuffalo Daughterらしさがありつつも、これまでに無い新たな音像となっているのを強く感じ取れる。そのサウンドの秘けつは一体何なのだろうか。メンバー3人と、今作のミックスを手掛けたZAK氏にリモートでインタビューを行った。 Text:Satoshi Torii Photo:Enno Kapitza / Kosu…
アルバム『We Are The Times』についてBuffalo DaughterとZAK氏に引き続きインタビュー。後編では、新しい作品への意識やミックスを手掛けたZAK氏に作品の印象を聞きました。ラストは、長く活動するバンドの結束を感じる内容になっています! Text:Satoshi Torii Photo:Enno Kapitza / Kosuke Kawamura(メインカット) インタビュー前編はこちら: 自分たちが新しいと感じるものを作る ーほかには、山木秀夫さんが「LOOP」のドラムとしてクレジットされています。 大野 「LOOP」は、最初にサポート・ドラムの松下敦君と一緒に録音…
豊洲PITで、ZAZEN BOYSのMATSURI SESSION。 がっつりワンマン観るのは何年ぶりか。しかもスタンディング。体力持つかな、と少し不安だったが、結果、行けてよかった。 HONNOJIとRIFF MANの前に歌ったメロディラインのある曲。新曲?と思ったが、どこかで聴いたことはある。戦争のことを歌っていた。 また聴きたい。 あと場所的に松下敦がよく観えて、この人になら叩かれてもいいなやっぱり、と思った。 何をだよ。 豊洲PITでZAZEN BOYSのMATSURI SESSION。ワンマンをスタンディングで観るの何年ぶりだろう。にこやかに頭のおかしいセッションを打ち鳴らし続ける変…
うっかり発売日を忘れて一度はソールドアウト。定員が追加されたおかげでなんとか観れたBuffalo Daughterのライブ。ため息が出るくらいにカッコよかった。最新作『We are the times』は2021年屈指の名作だと思うんだけど、あの緻密に構築されたサウンドを、ノークリックの生演奏で鳴らそうとする時点でコンセプチュアルでフィジカルでラジカル。無機的なサウンドを極めていくほどに人間の肉体性が際立っていくという最高のアンビバレンス。そのグルーヴを椅子に座ったまま浴びなければならないストイックなシチュエーションもまた作品の一部という気がした。 それにしても大野由美子はよくあんな同時にいろ…