松垣透著『破門』リム出版新社 感想追記。 読み返すと悪口に終始してしまっている。 なので追記する。 おもしろかった点。 落語家新人賞のテレビ収録会場。 そこには『笑い屋』といわれるおばちゃんたちがいて。 これは、出場者の芸にリアクションをするお客さん役なのであるが。 わかりやすくいえばドリフコントの例のアレである。 彼女たちは収録開始時間のはるか前に近くの公園に集合していて。 事前に「今日は長丁場だから、ダレないように」と気合入れをしたり。 噺家さんたちの将来が自分たちのリアクションにかかってるのよ、などと確認しあってテンションをあげているのである。 いわばウォーミングアップというやつで。 ア…