普段、芥川賞受賞作・ノミネート作は読む機会が少ないです。 新進作家による純文学の中・短編作品であることと、 文芸誌や同人誌に掲載された作品から候補作が選出されるため、馴染がないこともあり、 たいていが、受賞されてから気がつく、という状態です。 今回たまたま第171回の候補作の紹介文を読んで、面白そう、読んでみたい、と思ったのが『バリ山行』でした。 目次: 『バリ山行』、バリの意味も知らずに読み始めました バリ山行の山が神戸の六甲山で…読んでいて楽しい もう一つの読みどころ、主人公と先輩社員・妻鹿、会社の迷走 会社はもち直して、ちょっと拍子抜けだけれど 波多は妻鹿に心を残して 松永・K・三蔵さん…