キリスト教のカトリック教会の枢機卿によって構成される集団のこと。起源は5世紀のローマ教皇がローマに在住する司祭や助祭のあるものを自らの顧問団に任じたことに由来する。枢機卿団は司教枢機卿、司祭枢機卿、助祭枢機卿の3の位階に分かれている。教皇の顧問団のような存在で、教皇を補佐して教皇庁の運営に携わる。また、教皇選挙権を持ち、互選によって教皇を選出する務めを持っている。