2022年5月29日(日)、表題の興行が鹿児島市の黎明館で催されました。お席亭は「落語を愉しむ会」。興行名の冠に『ゆるいと亭』とあるのは、会の別名なのでしょうか。久々の観覧記をレポートします。 ことのはじまりはこのチラシである。 不肖小林が銭湯戯画の展示をさせていただいている鹿児島市のコープ玉竜店、その壁に、このチラシが貼ってあった。 ぼくは手にして両面を見、「?」と思った。 まず、ネタ出しとして『文七元結』と書かれている。 そして、裏面にはこんな引き句が書かれている。 爆笑王の異名をとる柳家権太楼師匠をお招きすることになりました え?「爆笑王」なのに、人情噺をもってくるの? 安直に滑稽噺と人…