男の子が母親と話さなくなるのは、自分の世界を母親に理解させるのが面倒だからだ、という話をしました。しかしもうひとつ、人類の根本的な、そして無意識的な習性として、「ヒトは第二次性徴を迎えたら、異性の親とは本能的に離れていく傾向がある」ことに注目すべきです。 現在生存する人類は、異性の親と相容れないことで生き残ってきたといっても過言ではありません。(柳沢幸雄『母親が知らないとヤバイ「男の子」の育て方』秀和システム、2017) おはようございます。諺に「東男に京女」というものがあります。あずまおとこにきょうおんな、と読みます。粋でたくましい江戸の男と、しとやかで女らしい京都の女は相性がよいという意味…