こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 半藤一利さんの名著『指揮官と参謀 コンビの研究』をもとに、太平洋戦争を総括する第10回目。 -PR- 今回取り上げるのは、海軍の提督、小沢治三郎中将と栗田健男中将です。 小沢と栗田はミッドウェー海戦に敗れた山本五十六亡きあと、マリアナ沖海戦やレイテ沖海戦において、米国に劣る戦力で決戦を挑んだ実戦部隊の司令官です。 さて、これまでの記事で陸軍軍人を取り上げてきました。 東條英機や板垣征四郎のように戦争指導で重要な役割を果たし、東京裁判の被告人として裁かれたケース。 あるいは牟田口廉也や辻政信などのように、裁判の被告は免れたものの、作戦指導…