理不尽な校則を見直す活動や授業を見ることが多くなりましたが、ただ「校則を変える」ということを目的にしてしまうのではなく、より多角的に校則について考えたいと思って、内田良 先生・山本宏樹 先生 編の『だれが校則を決めるのか 民主主義と学校』を読みました。読書メモを共有します。だれが校則を決めるのか: 民主主義と学校作者:内田 良,山本 宏樹岩波書店Amazon はじめに~第1章 教師の目線、生徒の目線 (内田良 先生) 最初に、編者の一人である内田良 先生による、この本のねらいを引用したいと思います。 しかしながら、気がかりなことが一つある。理不尽な校則やその改革の取り組みは各地で実践されまた報…