日本では、今週の日曜日はとても大事な日である。参議院選挙の投開票日だ。日本のこれからの命運を決する日と言ってもいいだろう。今回の選挙の後は、3年間国政選挙は行われないという。衆議院選挙は4年ごと、参議院選挙は3年ごとだから、確かにそうだ。衆議院選挙は、解散があれば4年を待たずにあるが、与党が安定多数を取れば解散はしないだろう。ということは、今回の選挙結果の与野党勢力図が、少なくとも3年は続くということである。与党にとっては、やりたい放題ということもあり得る。 民主主義の国には選挙がある。選ばれた議員たちが、国民を代表して国の運営をしていく仕組みだ。日本は間接民主制だから、国民は選挙の時しか声を…