損得勘定・利害関係のみで先生に接しその優しさを警戒していた少女が無償の愛に触れほだされていく話。 調停委員会の参謀キキョウはクールで理知的、冷静な頭脳派として先生と業務上円滑な関係を築こうとする。 だが我らが先生はその善性を発揮し利害関係抜きで困っている生徒を助けるためキキョウは警戒心を抱く。 しかし本当に先生はお人好しな善人であり見返りを求めなかったのでキキョウは先生を変な人と称する。 先生とキキョウの触れ合いは続き、少しずつ、徐々にではあるが先生がキキョウの心に浸透していく。 ダメ押しとなったのはキキョウが風邪をひいた時であり先生の細やかな看病は彼女の心を打つものであった。 こうして先生に…