2024年も早や12月で、あっという間に一年が過ぎてしまった気がします。最近は毎年同じことを言っていますが、年齢を重ねると時間が早く感じる現象は「ジャネーの法則」と呼ばれます。これは、フランスの哲学者であるポール・ジャネーが発案した法則で、生涯のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例するというもので、年齢を重ねるにつれて自分の人生における1年の比率が小さくなるため、体感として1年が短く、時間が早く過ぎると感じるのです。例えば10歳の子供の1年は10%ですが、40歳の人の1年は2.5%、70歳の私の場合はわずか1.4%にしか過ぎません。なるほどこれは納得ですし、確かに小学生の頃の一年は果て…