「桝形虎口」(ますがたこぐち)は、城郭や要塞などの防御施設の一つで、敵が攻めてきた際に侵入を難しくするために設置された構造のことを指します。 総じて、桝形虎口は城郭や要塞の防御ラインの一部として、敵の進行を遅らせ、守備側に有利な戦闘の機会を提供するために設けられる重要な要素です。 桝形虎口の形状 桝形虎口(ますがたこぐち)は、城壁や要塞の外側に設けられた入り口の一つであり、敵が攻めてきた際に敵の進行を遅らせたり、攻撃の機会をつくるための防御的な構造を指します。字義通りに言えば「ますのような形をした虎口(出入り口)」を意味します。虎口は城壁や堀の一部を削って、敵が侵入しにくいように作られたくぼみ…