梧鼠之技 今回は梧鼠之技(ごそのぎ)です。 中途半端な技をたくさん持っている、と言うことです。 失礼だなー。言い方が失礼だよ。 「梧鼠(ごそ)」って何? ムササビのことです。飛ぶ、木に登る、泳げる、穴を掘れる、歩く、と多芸ですがどれも中途半端ということなのです。 別に自慢するための力じゃないから、生きるためだから! まあ、そうなんですけど、ムササビさんをディするより、人間に中途半端になるな、って言いたいんでしょうね。 とはいえ、何かを深めるためにも実際問題ある程度の技術の広さも必要ですよね。 そうよ、5つも出来れば十分よ。 出典は「荀子」でした。