1955年熊本県水俣市生まれ。江口寿史とは小学校の同級生。 フォトジャーナリストとして食にまつわる多くの著作を執筆。 最近ではヤングジャンプの連載漫画「華麗なる食卓」の監修も担当。 (作画はふなつ一輝 )
著書に 「カレーライスと日本人」「東方食見聞録」「日曜日の遊び方 日本一の朝ごはん」 「ヨーロッパ民俗食図鑑」ほか多数。
カレーライスと日本人 講談社学術文庫 レビュー|インドカレーが国民食に!明治から現代までのカレー伝来史と日本人の愛好理由 カレーライスと日本人 講談社学術文庫 レビュー|インドカレーが国民食に!明治から現代までのカレー伝来史と日本人の愛好理由 日本人の大好物「カレーライス」。家庭でも学校給食でも定番なのに、なぜこれほどまでに日本人に受け入れられたのか?その謎に迫った食文化の名著が『カレーライスと日本人』(講談社学術文庫)です。 著者はフォトジャーナリスト・食文化研究家の森枝卓士氏。インド・アジア・イギリスを食べ歩き、明治文明開化以降の日本洋食史を徹底調査。「インドのカレー」と「日本のカレーライ…
「カレーライスと日本人」 「カレーライスと日本人」森枝卓士 2025年の秋ごろ、CoCo壱番屋に行くと、「ホロ肉ドカンとデミグラスカレー」という数量限定メニューがあり、さっそく注文した。 豚肩ロース肉の大きな塊が存在感を放つ「肉が主役」のカレー。 デミグラスソースがかかっているのも、変化が付いて、良い。 かろうじてタマネギの姿が見えるものの、ジャガイモもニンジンも、ここにはいない。 肉の塊の下にご飯が控えていて、「一応、カレーライスですよ」と主張しているのが、微笑ましかった。 ホロ肉ドカンとデミグラスカレー。CoCo壱番屋にて かつて、わが家でもこのような「肉が主役」のカレーにはまった時期があ…
今回紹介する文庫 カレーライスと日本人 (講談社学術文庫) 作者:森枝卓士 講談社 Amazon 出版社:講談社 発売日:2015/8/11 レビュー カレーの不思議と歴史が詰まったエッセイ。 カレーの起源はインドにあることはよく知られていますが、私たちが食べているカレーとインドのカレーは全く別物のように思えます。私たちがカレーと言われて想像するのは、「カレールー」や「カレー粉」をベースに作られたとろみのあるソースですが、インドのカレーはスパイスを調合して作られるスープ状のものです。そもそも「カレー粉」や「カレールー」などというものは、インドのスーパーでは見つけることが困難だと言われています。…