一九四七年東京生まれ。宗教人類学者。 東京大学卒。東京大学大学院人文科学研究科(宗教学専攻)博士課程修了後、シカゴ大学大学院に留学、M・エリアーデらのもとで研究を続ける。 NYのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ客員教授、関西大学教授、人間総合科学大学教授などを歴任。 著書に『男が女になる病気』『分裂病者のダンスパーティ』『オデッサの誘惑』『聖地の想像力』『「頭がよい」って何だろう』『性愛奥義』他。
新しい研究分野は、必然的に学際的な様相を帯びるものである。しかし、学際的ということは、広く浅い雑学という意味ではない。すこし長くなるが、日本の宗教学の先駆者のひとりである柳川啓一による、よく知られた一節を引用する。 …宗教学は、宗教一般を解くきめ手を求めて、社会、心理、文化に関する理論を追う放浪の旅に出てしまった。さきの(野次馬の:引用者注)定義「自分ノ関係ナイコトヲワケモナク騒ギ廻ル」というのは、家に落ち着いている人からみた冷酷な定義ではないか。野次馬にとってみれば、何もかもが自分に大いに関係がある気がして騒ぎ廻るのである。新奇な理論と領域を追い求めた野次馬性とは、実はゲリラ性ということがで…
昨日、ワクチンを打って次の日、朝はなんともなかったのだが、昼過ぎからだんだん気分が悪くなってきて、結局、夜になっても気分が悪いままで、もう我慢するのも嫌だと思い鎮痛剤を飲んだ。そしたらすぐに楽になって23時頃、テレビでドラマを見終わった頃にはすっかりなんともなくなっていた。で、昨日は気分良く眠れた。今日、朝起きても気分はすっきりしたままで、どうやらワクチンの副反応は終わったようだ。それもあって、今日はとても気分が良く、天気も陽気で、風が強く、春一番かもしれないなぁなどと思った。図書館に行き、予約していた本を受け取り、買い物などをして帰った。賭ける魂 (講談社現代新書 1942)作者:植島 啓司…
日本人にとって聖地とは何か作者:内田 樹,釈 徹宗,茂木 健一郎,高島 幸次,植島 啓司東京書籍Amazon最近、内田樹さんの言葉に『うんうん』と頷いてしまう( ̄∇ ̄) うんうん、そうなんよー‼️って感じ。 内田さんは東大出、大学講師と文筆家であり、定年後は道場を構えた合気道家。 文武両道の彼だから、目に見えないものへの表現が鋭い‼️…………………………………………………………………………… コミュニケーションの基盤は、皮膚。 皮膚感覚が敏感であれば、かたちをもって出現する前に予兆の段階で対応できる。 見える現象を通して、見えない領域まで心を延ばしていく。 「なんだかわからないけど危ないもの」…
今夜のイベントのお知らせのためにも、東京②③を一気に載せました。 さかのぼってご覧ください。 おはようございます。 今日の夜はこちらを楽しみにしています。 湯山さんのことは10年前から大好きで、著書は何冊か持っていて、文章や分析に惚れ惚れしています。 だいぶ前にfacebookでお友達になってもらい、例えば去年の東京オリンピック、パラリンピックの開会式に関する投稿も、モヤモヤを晴らしてもらえてスカッと共感しました。 ふだんから、教養(膨大&幅広い)、センス、頭の良さ、ユーモア、やさしさ等々を感じて、読んで勉強になるし、人生が楽しくなる。 主催の「猫町俱楽部」は日本最大級の読書会で、名古屋です。…
TSUTAYAへ レイリの1巻を昔Kindleで買っていて、その続きを借りようと思ってTSUTAYAに行った。2巻〜4巻までしか借りられなかったが、10冊借りると安くなるのでその他に、東京リベンジャーズや血の轍、チ。などを借りた。レイリ 2 (少年チャンピオン・コミックス エクストラ)作者:室井大資,岩明均秋田書店Amazon 今日も寒い 今日も昨日と同じくらいの気温で大体3度くらい。ウォーキングは中止だ。嬉々として中止する。寒い寒いと一応理由をつけてウォーキング中止にしてるけど実はただ単にやりたくないだけだったりする。週間天気予報を見てもこの先一週間ずっと寒いみたいなのでずっと中止かも。 幻…
10年くらい前に読んでからずっと頭に残り続けている文章がある。きのこブック (コロナ・ブックス)平凡社Amazonコロナ・ブックスから出ている「きのこブック」と言う本の中の文章だ。 この本の前半は、たくさんのきのこの説明が美しい写真とともに載せられており、後半は様々な人物がきのこについて語らうページだ。 この後半部分に宗教人類学者 植島啓司によって書かれた「きのことセックス」というエッセイが載っている。 抜粋すると下記の通り ついぼくが軽い気持ちで「実は、ぼくはきのこと貝だけはどうしても食べられなくて…」と言うと、そこで信じられないリアクションが起こった。まず、ほとんど間髪を置かず、隣の理科系…
2022年 2月4日立春の今日、49歳の誕生日を迎えました。 こうして書いてみると、すごい数字だなあ~~(笑) ここまで生きてこられて幸せです。年をとることが嫌だと言う人もいるけど、私は毎年、「人生で最高に幸せ」を更新したいと思っていて、実際そうなんだよな。子どもの成長も、自分がまた1年生き延びたこともうれしくて、ありがとうございます、という気持ち。 お祝いの電話をしてきてくれた両親とも話せた。 昨夜のうちから素敵なメッセージをもらっていて、日付が変わってすぐにメッセージをくれた方もいた。夜が明けて早朝に携帯を見たら、長男も深夜のうちに「母上 お誕生日おめでとうございます」と送ってくれていた(…
去年読んだ本とその感想。 2021年の読書メーター読んだ本の数:137読んだページ数:29833ナイス数:382風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)の感想面白!クシャナ様読了日:01月03日 著者:宮崎 駿風の谷のナウシカ 2 (アニメージュコミックスワイド判)の感想映画より面白い。読了日:01月04日 著者:宮崎 駿チェンソーマン 10 (ジャンプコミックス)の感想謎の祝祭ムードがある。何これ読了日:01月04日 著者:藤本 タツキThe Cambridge Introduction to Narrative (Cambridge Introductions to Lit…
感情は文字にしないと永遠に忘れる一方だって友達が言っていたその通りだと思う、だから私も日記を書いている訳だしでも自分の気持ちを文章にしているとたまに何かツボにハマってしまって何もかも書き出さねばと変なゾーンに入ってしまうことがあるそうすると大抵意味のないことに言い訳を重ねるような文章ばかり出来上がってしまい残したい思いがブレるばかりで意味が全くないしかし今私は絶賛そのゾーン真っ最中だ実際に今は前回の日記を理性で切り上げたのにもかかわらず物足りずにこうして今回の日記の冒頭になら借りてもいいだろうとなだれ込んでいる 〜4日後〜 皆さんあけおめ〜! 私はというと親戚からの攻撃を交わし、最高に素敵なダ…
あけましておめでとうございます。今日は、挨拶まわり、 初詣は、毎年の花の窟神社に。。。昼からでしたが、やはり人が多い。。 今年は、綱が上の方にあったのですが、 www.yosikuma.com の為なんでしょうか?最後は、いつもの みたらし団子を食べて、帰ってきました。世界遺産神々の眠る「熊野」を歩く (集英社新書 ビジュアル版 13V)作者:植島 啓司集英社Amazon花の窟(はなのいわや)Tシャツ #半袖,和柄,漢字,世界遺産熊野古道,伊勢路,三重県,熊野市,お土産,ご当地Tシャツ価格: 2000 円楽天で詳細を見るその後は、 おせち料理を食べて。終了でした。。
こんにちは! 今回は「日本人にとって聖地とは何か」の感想です。 日本人にとって聖地とは何か 作者: 内田樹,釈徹宗,茂木健一郎,高島幸次,植島啓司 出版社/メーカー: 東京書籍 発売日: 2019/03/30 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 多年、聖地巡礼を実践してきた内田樹と釈徹宗が、3名の碩学と争った聖地論争。脳科学、歴史学、宗教人類学の視点から「日本人と聖地」の関係性を探る!◎内容第I部 VS茂木健一郎「日本人における聖地とは?」第II部 VS高島幸次「大阪の霊的復興」第III部 VS植島啓司「日本の聖地の痕跡」 https://www.amazon.co…
【最近買った本】 なんだか、最近ブックオフは良い本がなくなってしまったなどと、バカにされて当然の扱いばかりなのが、ブックオフばかり行っている身としては癪なので、備忘録も兼ねて買った本のメモを挙げてみる。コミックなど最近のものは割愛する。 10月23日、都内のブックオフにて(順不同) 吉川英治『魔粧仏身』吉川英治歴史時代文庫 内田樹『最終講義』文春文庫 中丸明『好色 義経記』新潮文庫 岡本綺堂『綺堂随筆 江戸のことば』河出文庫 佐藤賢一『双頭の鷲 下』新潮文庫 村上龍『ヒュウガ・ウィルス』幻冬舎文庫 中村哲『アフガニスタンの診療所から』ちくま文庫 宮沢章夫『笛を吹く人がいる』ちくま文庫 堀和久『…