いつも不思議に思うのは「この北海道に生息している生き物たちは、どうやって渡って来たのだろう?」という疑問です。 日本列島の成り立ち(地殻の変動)や氷期の到来(気候の変動)、これらを時系列に整理しても様々なパターンが想定できますが、暖地性の動植物に限っていえば最終氷期が終わった1万年くらい前(いわゆる沖積世)から考えるのが無難かなと思います。(以下、素人の自説です。) 外来種をハッチャキこいて駆除しようとしている人々が何かと口にする「在来の自然」、これは極相(原始林)のことかと思われますが、本州の暖地での極相は照葉樹林となります。道民には馴染みの薄い、冬でも落葉しないブロッコリーみたくモコモコし…