恐竜絶滅以前から生きていた微生物 とても生命なんて存在できないと思われる環境で生きる極限生物の発見が相次いでいる。生命とは何かについても考えさせるそのような極限環境の生物たちについての研究を紹介。 まず最初に登場するのは恐竜絶滅以前の微生物が海底で生きていたと言う話。海洋開発機構の諸野祐樹氏によると、1億150万年前の地層から生きた微生物が発見されたというもの。南太平洋の栄養が極めて少ない海底の地層を調べたところ、その中に微生物が発見されたという。回りの地層はギチギチで身動き取れない状況なので、これらの微生物は間違いなく1億年以上前からいたものだという。そこでこの微生物に栄養としてのアミノ酸を…