毎年、地元静岡県は御前崎市のお茶屋さんから取り寄せている新茶。 今週、八十八夜摘みの新茶が届いたので、さっそく自分でも飲んで、お稽古で伺った大先生宅でお仏壇にも供えて……さわやかな香りのお茶に心も潤います。 地元では、不老長寿の縁起物として言われているので知り合いの方にも配ったり。 夫から「静岡人、お茶にこだわるよね」とからかわれても気にしない。 新茶の香りを嗅ぐと、数十年前の記憶がよみがえっってきます。小学校に向かう途中の坂に一面に広がるお茶畑と、その向こうに見えるお茶の加工工場。今の季節は茶畑を通って工場でお茶を蒸す香りがただよってくる中を登校していました。 コロナ禍で、感染対策のために楽…