★★★☆☆ あらすじ 廃部寸前の柔道部を救うために入部したドカベンこと、山田太郎。 感想 主人公・山田太郎は公募で選ばれたという橋本三智弘が演じている。だがあまり華がなく、主役ぽくない冴えない感じだ。岩城や殿馬、長島ら他の登場人物たちがちゃんとキャラが立っているのとは対照的だ。だがもともと「ドカベン」はまわりの強烈なキャラたちを主人公が引き立て、扇のかなめの様にまとめる構造になっているので、これでいいのか、と思わなくもない。物語が進むにつれてそんな気がしてきた。 物語は劇画タッチに描かれていく。野球や柔道、喧嘩などの漫画調の大げさなアクションシーンは、案外小気味よく映像処理されていてなかなか良…