日本人は、「十五夜」の満月は勿論のこと、 欠けていく月も細やかに愛でました。 日を過ぎる毎に月が次第に欠けていくことを 「下り月・降り月」(くだりづき) と言います。 心待ちにした「十五夜」も過ぎて、 ここからは「十六夜」「立待月」「居待月」と 月の出が遅くなるとともに、 姿も次第に欠けて、秋が深まっていきます。 虧月(きげつ) 欠けていく月 十六夜(いざよい) 立待月(たちまちづき) 居待月(いまちづき) 寝待月(ねまちづき)・臥待月(ふしまちづき) 更待月(ふけまちづき) 二十三夜月(にじゅうさんやづき) 虧月(きげつ) 「虧月」(きげつ)とは、 満月から新月へと 段々欠けている間の月のこ…