あれと言う間に、通常国会が終わってしまった。憲法改正も宙に浮いたままで、少なくとも強引にどこかへ進むほどの余裕がなかった。それより、個人的に不気味に思うのは、教育のことだ。 今年に入ってから、事が多い。教育勅語の幼稚園の話から、口利きと公金の使いみちについての話題が始まり、これから検察の出番だという。道徳の教科書では、パン屋さんが和菓子屋さんに変えられた。高校を無償にするというのは悪くないが、それより保育所の課題解決が優先ではありませんか。 また、なぜか文部科学省だけ天下りが問題になった。このことで退職に追い込まれた元事務次官が、公文書の問題を提起している。そして獣医学部の件。かくのごとく、教…