先月末の米軍によるフーシ派攻撃のドタバタ騒ぎで、軍事機密を護れないし護る意識もないことがバレてしまった(*1)トランプ2.0政権の閣僚たちである。同盟国も仮想敵国も含めて、インテリジェンス機関は米国を危険な相手とみるようになったろう。これは「同盟国にも関税だ!」と叫んでいるレベルとは違う危惧である。米国が敵に廻った場合のことを、日本も含めて各国は考えなくてはならない。 もともと米国の兵器を導入している各国には、いくつもの留意点があった。 ・鉄鋼はじめ製造業が衰退した米国でまともな兵器が造れるのか(*2) ・ウクライナへの軍事支援が滞ったのは、製造能力が不足しているからではないか ・最新鋭兵器に…