山田航 「現代歌人ファイル」 感想の注意書きです。 yuifall.hatenablog.com 歌崎功恵 bokutachi.hatenadiary.jp 死は橋を渡るごとしと思うときわれは美しき橋の設計者とならん また一つ橋を越えてと君が言う夜更けの電話に自慰をさらして 解説に 「橋」のメタファーが「死」と「性」の双方においてあらわれることも特徴的である。 と書かれていましたが、私もこの2首が印象に残りました。 この人は生命保険の営業の管理職だそうなので、「死は橋を渡るごとし」「われは美しき橋の設計者」という感覚はすごく納得できる。その一方で、「また一つ橋を越えて」は何の橋なんだろうなー。…