この世の中から「間違い」を排除することはできません。 間違いを嫌い、執拗に糾弾する社会は幸せを招きません。 他方で、「これがあれば幸せ」と考えられているものがあります。そして、大多数の人(おそらく「全ての人」と言ってもいいくらい)が、これだけは間違いないと思っている。 それは「愛」とか「正義」です。 でも、「愛」から出た行為が人を傷つけ、貶めることが頻繁に行われています。 子どもを愛するあまり、子どもの自主性を奪い引きこもらせてしまったり、恋人を愛するあまりストーカー化して犯罪を犯してしまったり、生徒のことを考えるあまり暴力をふるってしまったり・・・。 正義を標榜して、人を平気で傷つける人も多…