今年のマイブームは “小蕪” この冬、私はひたすら蕪を使った「料理らしきもの」を食べている。夕食の半分近くが蕪を使ったものと言ってもいいくらいだ。 鳥や豚と合わせた数種の鍋物が多いが、ときにはひき肉と合わせてとろみを付けたあんかけや、蕪の葉と鳥肉のごま油炒め作っている。 特に小蕪は、たとえば漬物やサラダの具材として生で使った場合はシャキッとした食感なのに、鍋にしろあんかけにしろ、熱を加えた途端にトロッとした食感に突然変異する。まさに、あの食感がたまらなくいいのだ。 そんな夕食野菜のメインだが、毎年主役になってくれるものが変わる。昨年は里芋だった。その前は大根。それ以前の数年は水菜が多かった。 …