レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「殺人鬼の存在証明」(2021)です。 1991年ソ連の片田舎、森の国道で若い女性が保護される。それは10年以上前の女性殺人事件と酷似していた。その犯人は数年前に逮捕されて収監されていた。捜査責任者イッサ(ニコ・ダヴァセ)は誤認逮捕かと思い、すぐに保護された女性に会いに行き、その証言を確認するのだが… ロシア映画です。でも、やたら長い政治映画風なよくあるロシア映画とは違います。個人的にタルコフスキー作品を除いて、ロシア映画はあまり好きではありませんが、珍しくサスペンス映画なので覗いてみました。 映画は貧困から派生す…