兄と母の葬儀の打ち合わせを済ませ (兄はノータッチでしたがw) それからは 私は淡々と日々をこなしていました 当時は感情を抑える事になれすぎて 強い女 鉄の女 と変身した私が存在してました 哀しむのは全てが終わってから 末期癌の母を 毎日ひとりで お世話をして 私は精神的にも肉体的にも 限界を超えていました けれど何時亡くなるかもしれない母を 思えば弱音や不満は言えない 自分に自分でダメ出しをして 毎日を過ごしていました 鏡に映る自分は 痩せて 顔がキツくなって 顔に似合うように 性格もキツくなっていきました 毎日毎日 狭く暗い病室へ行き 折り畳みのパイプ椅子に座って 母の浮腫んだ足を擦る私は…