母子分離不安型は、小学生低学年に見られて、母親の関心や愛情を確認する、母親が離れることに不安があり、母親の行動を監視する、母親を独占したがり、父親や兄弟に対して、敵意のあるふるまいなどをすることです。前駆期は、「友達がいない」「先生が怖い」などと、登校をしなくなる、登校時間になると、母親に泣いてしがみつくなど、母親と一緒でないと登校できなくなるや友達の家には行きたがらず、家の中で遊ぶなどです。進行期になると、母親が一緒に登校しても、泣いて強い抵抗を示す、父親に対して口をきかなかったり、敵意のある行動を示す場合があるなどで、不登校につながることもあります。 混乱期は、母親以外とのコミュニケーショ…