NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第31回「諦めの悪い男」を視聴した。 義時の変貌 比企能員の退場回(そして比企一族ほぼ皆殺し)になるのは察していたので、後味の悪いのを覚悟して見始めたのだけど……(´・ω・`) 最も心にキツかったのは、義時の闇堕ち、もしくは「頼朝化」だったかもしれない。 力を持ち過ぎた御家人や身内を邪魔者として排除していった冷酷な頼朝に、若い頃の義時は強く反発していた。 けれども、坂東武者たちが目先の権力争いに明け暮れて、このままでは平家を滅ぼして得たもの全てを失いかねないような現状を目の当たりにして、義時は、頼朝の正しさを思い知ることになる。 卑怯な手段で手を汚してでも頂点…