27日放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、先週20日に続いて源実朝暗殺事件が描かれました。ドラマの冒頭で事件が起こり、源仲章と実朝が殺され、後半は事件の余波とさらなる騒乱の端緒が次々と登場していました。 公暁の誤算と狡猾な三浦義村 事件で、公暁が真っ先に殺そうとした相手が北条義時だったことが分かります。ただ、義時は源仲章に太刀持ち役を奪われ、その結果、仲章が義時と間違われ巻き添えを食ってしまいます。公暁にとっては想定外のことが起きたわけです。 義時を討ち損じたことで、公暁はパニック状態に陥ったのだろうと思います。史実では、殺されたのは実朝が先か、仲章が先か分かりませんが、いずれにしても後には…