大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も、いよいよ大詰めとなってきました。20日と次回27日の2週連続で、源実朝暗殺事件をたっぷりと見せようという演出が組まれ、エンドクレジットに「つづく」の文字が欲しかったほどです(笑) さて、前回の大河コラム「影が薄い鎌倉幕府の将軍(鎌倉殿)」で、ネタバレに遠慮して書けなかった「実朝暗殺の巻き添えを食った人物」ですが、20日の放送でだいたい分かったかと思われますので書きます。源仲章です。 仲章は、良くも悪くも後鳥羽上皇と将軍(鎌倉殿)の仲立ち役をしていました。実朝が上皇の子を次の将軍に迎え入れるために、朝廷の事情にあかるい仲章を重用していたことは間違いありません。 ド…