伝統芸能「自己の有用性」・「記憶リセット」・「親との和解」の三点セットが炸裂。 嫌なことを忘れてしまう静久に忘れたくない嫌な記憶を与えるというギミック。 そのために紬も主人公も静久との別離を選ぶというビターエンドがグッとくる。 主人公が部活問題や親との対立と真剣に向き合うのもこの静久ルートならではのもの。 比翼連理な相互依存の2人が自立して独自の道を歩むという切なさも情緒がある 終局部で夏の終わりに別れた3人のメタファーであるぬいぐるみを映す場面は破壊力抜群。 水織静久のキャラクター表現とフラグ生成過程 自己の有用性によるアイデンティティ 水織静久は(学校では)成績優秀・才色兼備の完璧超人。し…