前回の記事では、「土楼王子」振成楼の内部構造や特徴についてご紹介しました。今回は土楼巡り旅シリーズ最終章、洪坑土楼群のさらなる見どころと一泊二日の旅の締めくくりについてお伝えします。 www.kosupatravel.com 村の奥へ:奎聚楼と如升楼 振成楼の壮大さに圧倒されながら、さらに村の奥へと歩みを進めました。道なりに進むと、奎聚楼(奎聚楼)が見えてきます。宮殿式構造の方形大土楼で、遠くから見ると「布達拉宮」のような風格があります。 奎聚楼は清道光十四年(1834年)に林氏家族が建設を始め、約5年の歳月をかけて完成させたものです。占地面積は6000平方メートル以上、高さ約15メートル。中…