夢の世に葱を作りて寂しさよ 永田耕衣 こんな時間に(夜中1:23)に目が覚め、この句が頭にうかびました。 夢の世って、あの世とこの夜の狭間のことではないか。わかりません。でも今の私にはその解釈がぴったりときます。俳句は読み手に渡れば読み手のものですから。 辻桃子が永田耕衣のお宅を訪れたときの話をしていました。ちょっと曖昧ですが、小仏を差し上げたんだったか、いただいたんだったか・・。 菫ほどな小さき人に生まれたし 夏目漱石 という句のことも、そのとき話してらっしゃいました。エピソードが曖昧で、すみません。 俳句は心の支えになります。 芭蕉の葉