印象に残っている映画のひとつ 小さい頃、テレビでの映画放送は週に4日 月曜日の夜は主に日本映画中心で 金曜日の夜は洋画 土曜日の深夜は無名の映画 そして日曜日の午後は家族向け 多分こんな感じだったと思う 私が9歳の時に放送された「汚れなき悪戯」 日曜日の午後、日本語吹き替えを家族揃って観た 1955年制作、モノクロのスペイン映画 小さな村の修道院が舞台で 捨て子の男の子、マルセリーノが主役 楽しく、そして悲しい物語 私はまだクリスチャンがよく分かっていない年齢で 理解できない点も多かったけど 子供なりに涙したのを覚えている それから10年後の19歳の夏 小さな映画館で9日間のリバイバル上映があ…