オンラインセミナー:福島第一原発敷地からの放射性物質の流出の実状と処理汚染水 原発2023.9.21 8月24日、福島第一原発でタンクに保管されているALPS処理汚染水(注1)の海洋放出がはじまり、9月11日までに第1回の放出として7,800トンの水を放出しました。タンクに貯められている処理汚染水にはトリチウム以外にも、ヨウ素129、ストロンチウム90などの放射性物質が残留していますが、その放出予定総量は示されていません。 福島第一原発事故後、膨大な量の放射性物質が海に流れました。今も敷地およびその周辺地域から海洋への放射性物質の流出は続いています。原子力資料情報室の推計によれば、福島第一原発…