「ハナショウブ」とは? アヤメ科アヤメ属 野生の「ハナショウブ」を基にして品種改良された日本伝統の園芸植物で江戸時代より盛んになり江戸から地方へと広がり現在古花としてグルーピング(品種群)されて別名「ハナアヤメ」とも呼ばれる。 系統は主に4系統に分類でき古典園芸植物である 江戸系→江戸中期頃、葛飾堀切に菖蒲園が開かれ、旗本松平定朝(菖翁)が60年にわたり300品種を作出し、完成した品種群を江戸系と呼んでいる 肥後系→肥後熊本藩主細川斎護が、藩士を江戸菖翁に弟子入りさせ、門外不出を条件に譲り受け、栽培、改良された品種群である 伊勢系→伊勢松坂の紀州藩主吉井定五郎より独自に品種改良された品種群であ…