最近、「まさか」という話が多くて、思考がたびたびリセットされています。 沖縄が日本に併合されたときの行政主席だった屋良朝苗(やらちょうびょう)氏。 当時は日本の平和憲法を素直に信じ、併合に前向きだった沖縄。早期併合を求める陣営に乞われ、教職員出身でクリーンなイメージの屋良氏が政界入りしました。 併合前に「基地のない平和の島」を求める建議書をまとめ上げ、1971年11月17日、それを持って上京したものの、建議書を手渡す間もなく、沖縄返還協定は自民党により強行採決されてしまいました。屋良氏と県民はともに無念の思いを嚙み締めたはずなのですが・・・。 先日参加した県史出版記念シンポジウムで、沖縄国際大…