6月14日、ガマを利用した沖縄陸軍病院山城本部壕が米軍の爆撃を受け衛生兵や従軍していたひめゆり学徒隊の生徒が命をおとしました。米軍が医療施設を攻撃し死傷者が出たのです! (陸軍病院が移転)沖縄戦が始まろうとしていた1945年(昭和20年)3月23日、沖縄県糸満市内の山城集落の東側にある「サキアブ」と呼ばれるガマに、山城の一部の住民が避難します。4月1日、米軍が沖縄本島に上陸し、日米による地上戦が始まります。 同年5月以降、日本軍の撤退により、南風原にあった陸軍病院が南部に撤退し、先にいた住民には出てもらい、この場所を病院本部壕とします。そして、第一外科壕、第三外科壕を伊原に、第二外科壕を糸洲に…