あんのこと 2024 ネタバレあり。 実際に起きた自死事件の新聞記事をモチーフに入江悠さんが監督した作品です。 杏は、母親により12歳から売春させられ、16歳で客からもらったドラッグをきっかけに依存症になり、警察官の多々良と出会いサルベージ赤羽に通うことで薬をやめる道を進み始めます。 手首にはリスカの跡が何本もあり、小学校4年生までしか学校に行けていないので、読み書きが弱いです。 母と祖母と暮らすゴミの山に埋もれた狭い狭い団地の部屋に、杏は雑魚寝のようにして暮らしながら、母親から「ママ」と呼ばれ、足の悪い祖母の世話をしています。 ホステスの母は、時に男を連れ込んだり、杏を殴りつけてウリをやらせ…