古代の天皇の宮とされる伝説の地を紹介していく。これより土地とそれに紐づくエピソードを探していく。今回はシリーズ第3回、崇神、垂仁、景行に関する宮の場所を確認する。 ・第10代・崇神天皇:磯城瑞籬宮・第11代・垂仁天皇:纒向珠城宮・第12代・景行天皇:纒向日代宮、志賀高穴穂宮・アメノヒボコの河川整備・考察~垂仁天皇条の意味~ ■第10代・崇神天皇:磯城瑞籬宮(しきのみずかきのみや)奈良県桜井市金屋に存在していたと推定されている。 志貴御県坐神社(しきみあがたにますじんじゃ/しきのみあがたにますじんじゃ)には大正時代に「崇神天皇磯城瑞籬宮跡」の石碑が建てられた。 周辺には纏向遺跡のほか、箸墓古墳、…