「数学と本」というのは、届いたばかりの岩波「図書」11月号に掲載の エッセイで、書いたのは、数学者 河東泰之さんです。 本はともかくとして、数学というのは、当方から縁遠い世界でありまして、数 学者の本なんて、ほとんど読んだこともなしです。そのなかですこし近しく感じ ているのは、森毅さんですが、それは数学者というよりも、次のことで。 松田哲夫さんの「編集を愛して」から引用です。 「新しい文学全集の編者に『もう一人』と僕が言うと、『森毅さん』と、安野か ら意外な名前があがったのだ。最初は『文学全集の編者に数学者?』と ビックリした。でも、安野の炯眼は見事だった。なぜなら、森の知識の豊かさ には、い…
というわけで、いよいよ大晦日。 今年読んだものは、 2024読書 1月 1.異能機関(上)/ スティーブン・キング 2.異能機関(下) 3.同志社大学神学部/ 佐藤優 4.経験を盗め 心と体の不思議編/ 糸井重里 5. サンデル教授の対話術/ マイケル・サンデル、小林正弥 6. 極限状態を刻む俳句/ 大関博美 7.新版・俳句歳時記ー秋/ 桂信子、金子兜太ほか監修 8.ヒトラーの馬を奪還せよ/ アルテュール・ブラント 9.ランチェスター戦略超入門/ 福永雅文 10.生きて帰ってきた男/ 小熊英二 2月 11.禅学への道/ 鈴木大拙 12.すばらしい医学/ 山本健人 13.大常識/ 百田尚樹 14…
10月 99.桜の園/ アントン・チェーホフ 100.瞼の母/ 長谷川伸 101.苦しくて切ない人たちのために/ 南直哉 102.IBSを治す本/ 水上健 103.中国不動産バブル/ 柯 隆 104.失敗の本質ー戦場のリーダーシップ篇/ 野中郁次郎ほか 105.数学者の思案/ 河東泰之 106.クラシック音楽の大疑問/ 岡田暁生 107.ロシア文学の教室/ 奈倉有里 108.死の言葉/ 佐藤優 109.僕らが毎日やっている最強の読み方/ 佐藤優、池上彰 110.この一冊、ここまで読むか/ 鹿島茂 111.洗心講座/ 安岡正篤 112.「知の技法」入門/ 小林康夫、大澤真幸 10月はまあまあ読書…
7月25日発売の本 7月26日発売の本 7月27日発売の本 7月28日発売の本 7月29日発売の本 7月30日発売の本 7月31日発売の本 7月25日発売の本 はじめての西洋哲学史作者:神山和好パブファンセルフAmazon 実験医学増刊 Vol.42 No.12 ヒト疾患と免疫細胞サブセット 解像度をあげて見えてきた病態を規定する疾患のキープレーヤーと治療戦略作者:上野英樹,吉富啓之,熊ノ郷淳羊土社Amazon 「電気工事、マジわからん」と思ったときに読む本作者:大木健司オーム社Amazon 幼女戦記(30) (角川コミックス・エース)作者:東條 チカKADOKAWAAmazon スーパーの裏…
帰宅したら室温 36 度。風がなくて窓を開けても冷えないし、さっさと風呂に入って冷房をつけよう。 読んだ PC watch "約 30 年で GPU はどのぐらい速くなったの? 歴史を振り返りつつぜ~んぶ計算してみた" FP32 TFLOPS はともかく、Pixel fill rate とか Texture fill rate はどうやって計算したんだ? 90 年代後半は、polygons/sec という値もよく雑誌に載っていた気がする。今から思うと、ポリゴンの面積とかにもよるから、比較しづらい指標だろうけど。 昔の記事がきちんと蓄積されているのが PC watch のすばらしいところで、AG…
世界目録をつくろうとした男:奇才ポール・オトレと情報化時代の誕生 アレックス・ライトみすず書房 世界目録をつくろうとした男――奇才ポール・オトレと情報化時代の誕生みすず書房Amazon 世界書誌、国際十進分類法、世界宮殿、そして「ムンダネウム」。知識ネットワークによる世界平和の実現に挑み、情報学の土台を築いた型破りな奇才の生涯。時代を超越する型破りな理想主義者の人生と業績を紹介する、初の本格的評伝。 詳細を読む 読書メーターブクログ アラシ 奥地に生きた犬と人間の物語 今野 保山と渓谷社 ヤマケイ文庫 アラシ 奥地に生きた犬と人間の物語作者:今野 保山と渓谷社Amazon 犬と人の絆、野生の掟…
河東泰之 (2024年6月5日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・327],東京, x+148 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-00-029727-1 → 版元ページ)【目次】 まえがき iii 数学者のなり方 1 大学の中で 53 数学のコミュニティと研究 99