『嚥下障害のある頭頸部がん患者における嚥下介入としての治療的歌唱』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 頭頸部がん患者の治療的歌唱による介入群15人と対照群13人を比較。介入群のL-DDKは対照群に比べ有意に増加、嚥下機能はVDSとDIGESTで有意な改善。特に、喉頭挙上,咽頭通過時間,誤嚥などに改善が見られた。 介入群は週に3回4週間の治療的歌唱を行なった。声帯や喉頭などの動きの改善が必要な頭頸部がん患者にとって、それを実現するための方法として、治療的歌唱が適切であることが示唆された。 L-DDK=laryngeal diadochokinesis=喉頭ディアドコキネシス:オーラ…