東京・八王子市にある東京都立大学の牧野標本館別館で開催中の企画展「『日本の植物分類学の父』牧野富太郎が残したもの」に行く(会期は9月30日まで、入場無料)。 現在、NHKの朝の連続テレビ小説で放送している「らんまん」の主人公、槙野万太郎のモデルとなったのが牧野富太郎。去年の5月に徳島・高知を旅行した際、高知市五台山にある「高知県立牧野植物園」で牧野の業績や魅力を紹介する常設展示を見て、彼が果たした植物学における役割はいうまでもなく、彼が歩んできた人生や人柄、陰で彼を支えた奥さんの壽衛(すえ)さんのことを知り、ファンになった。 このとき、「来年、牧野をモデルにしたNHKの朝ドラが放送される」との…