文字通りには泉の湧き出る源、特には温泉のそれを指す。*1
一つであるとは限らず、一つの温泉旅館が複数の泉源から湯を引いていることもよくある。例えば日本三古湯の一に挙げられる兵庫県の有馬温泉郷には、天神泉源(てんじん-)、有明泉源(ありあけ-)、極楽泉源(ごくらく-)、御所泉源(ごしょ-)、妬泉源(うわなり-)、太閤泉(たいこう-)、炭酸泉源(たんさん-)といった数多の泉源が存在している。
既に人の手による開発を経たものは、風呂桶のような外観をしてたたずんでいることが多い*2。
*1:転じて『物事の源』という意味で一般的に用いられることがある。
*2:例 - 写真:有馬温泉の御所泉源。周囲は庭園として整備されている。