古代ギリシャ、ローマ時代から万能薬として使われてきた聖なる薬草セージ。その名が救済を意味していることから「救世主セージ」と呼ばれていたという。 ヨーロッパでは「庭にセージがある家は病人が出ない」と言われていると知り、うちの庭にも2種類のセージを植え、飲用、浄化用と使い分けている。 さて、私が創刊号から愛読している雑誌「Veggy」の最新号に「世界の台所に伝わるホームレメディ」というおもしろい特集があった。 その中にイギリスのハーブ療法として、セージのうがい薬が紹介されていたので、さっそく作ってみることにした。私がいつも作っているうがい薬は、セージ・ユーカリ・ミントをウォッカに浸けて作るチンキな…