NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第45回「八幡宮の階段」を視聴した。 (45)「八幡宮の階段」 Amazon 最初から最後まで、ひたすら心の冷える回だった。 「吾妻鏡」によると、実朝が公暁に殺された建保7年(1219)1月27日は、夜になって2尺(66cmぐらい)もの雪が降ったというから、気温は相当に低かったのだろう。 だけど、映像のなかの人々と視聴者を凍えさせたのは、雪でも寒波でもないと思う。 義時(小栗旬)と間違えられて切られた源仲章(生田斗真)が、ファルセットで絶叫したあと、 「寒いんだよおおおおお!」 と喚いていたけれど、あれはなんだか、知らないうちに宇宙空間に放り出されて、死ぬしか…