荻原浩の『海馬の尻尾』を読んだ。600頁超の長篇作品。 海馬の尻尾 (光文社文庫) [ 荻原浩 ]価格:990円(税込、送料無料) (2024/7/25時点) 楽天で購入 冴えないやくざの及川は、カシラに言われてアル中の治療で大学病院へ。本気で通っていたわけではないのだが、身を隠す必要があって8週間の治療プログラムへ参加することに。そこで起こることは・・・。 病院で行われる治療に疑問を持って脱出しようとすると、組から追手がやって来て・・・。ミステリー要素あり、著者らしいコミカルな語りと展開で楽しく読める作品。哀しいラストが切ないんだけど・・・。