消費税は“預かり金”のはずなのに 新年度が始まった今日、消費税の表示方法が変わった。消費者の混乱が起きないように価格表示は、例外を除いて、「税込」か「税抜+税込の併記」に限るという税法改正がとうとう実施されることになったのだ。 そもそもは平成25年に法制化され、それ以降今までの8年間は特例措置が取られていたものが、とうとう実施されることになったわけだ。 とはいっても、一部のネット通販は以前から税込表示になっていたし、雑誌で紹介されるものについては税込表示が一般的だったので、影響が出るのは店頭販売時の表記が中心になるはずだ。 この総額表示、消費者にとっては支払金額がすぐわかるので便利といえば便利…